田渕ヤセ
彼は1946年から1951年まで東京藝術大学で美術史を学んだ。水彩画家、銅版画家、リトグラフ作家、陶芸家でもある田淵康生は、絵画を通して、コブラ派の画家たちの系譜に連なる存在である。コブラ派は、戦争を叙情的に抽象化したポスト絵画の一形態を実践した。
彼は1951年から亡くなるまでフランスで作品を制作したが、その作品には日本の伝統と研究からの影響が色濃く残っており、花、葉、そして彼自身が「モナド」と呼んだ虹色の白いプリズムといったモチーフが繰り返し登場するのはそのためである。また、彼は金箔や二連画の形式も頻繁に用いた。
彼の作品は、フランス、日本、ベルギーで個展やグループ展に数多く出品されており、京都国立近代美術館やパリのポンピドゥー・センターなどの美術館のコレクションにも収蔵されている。
(出典:artsper.com)
田渕ヤセ
福岡県北九州市(日本)、1921年
ヴォーハラン(フランス)、2009年
